失敗しない!ためのカブトムシの飼育方法

飼育のために何が必要か?

クヌギやコナラなどの甘い樹液が大好物!

日本のカブトムシは全国に広く分布するクヌギやコナラなどの広葉樹林に多く生育しています。カブトムシはこれらの樹木に群がり、その甘い樹液を食べて生育しています。また、これらの樹木の下には落ち葉が堆積することで栄養分の多い堆肥が育つことが多く、幼虫が生育しやすい環境が保持されています。
クヌギやコナラなどの樹皮にはカブトムシが好む酢酸のにおいを含んだ樹液が出ており、このにおいを頼りに成虫が群がります。その性質を利用してバナなどを焼酎に漬けたものをストッキングなどに入れ、これらの枝にぶら下げておくと、成虫が捕獲できることがあります。
また、カブトムシの成虫は夜行性です。日中は樹木の日陰で過ごし、夜になると大きな羽を広げて嗅覚を頼りに樹液が出ているところや果物などを探して飛び回ります。
繁殖期を過ぎるとメスの成虫は土中に潜り、卵を産卵します。越冬した卵が春になると孵化し、幼虫になって土中で成長します。

外国のカブトムシは捨てないでください!

最近、人気があるアトラスオオカブトやヘラクレスオオカブトなどのカブトムシは本来、東南アジアや中南米で生育しているカブトムシです。これらのカブトムシは最近、日本でも大きな問題になっている外来種の生物になります。同じく、国内で問題になっている地球温暖化の影響もあり、これらの外国種のカブトムシをみだりに繁殖させ、幼虫や成虫を野外に捨てたり、放すことは、日本本来の自然環境を破壊し、生態系を乱す原因になります。
以前、沖縄で生育している固有種のカブトムシにペットとして飼われていた本州のカブトムシが交雑して別種のカブトムシが繁殖して問題になったことがありました。
海外種のカブトムシを飼育する際は、繁殖し過ぎて飼えなくなったり、成虫が死んだりしてもみだりに近くの公園や山に捨てることは絶対に止めましょう。


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